BLOG
ピックアッププレイヤー「前田恵輔」
2024年2月27日
【2/25 vsマツダスカイアクティブズ広島】
ポジション:プロップ(PR)
身長/体重:172㎝/102kg
生年月日:1990年01月18日34歳
出身校:帝京大学
前田恵輔が1年ぶりにグラウンドに帰ってきた。2月25日の広島ダービーでスタメン入りし、昨年2月12日のNTTドコモレッドハリケーンズ大阪戦以来となる試合復帰を果たした。
昨年2月、もともと痛めていた左肩を負傷。手術を受けて復帰に向けて調子を上げていたが、再び肩が動かなくなり2度目の手術を余儀なくされた。「一回良くなったところでまた動かなくなったので、なかなかしんどかったですね。そのときは結構へこみました」
それでも、2度目の手術を受けたあとは順調に回復。「経過が良くなっているのがわかったし、1回目の手術の時と違って『いけるな』という感じがあったので、そこまで『ダメかもな』と思う期間はなかったです」と前を向いて取り組めた。
そうして迎えた1年ぶりの公式戦。広島ダービーという大一番で約2400人が見守る舞台だ。前田は、「めちゃくちゃ緊張しました」と笑顔で話す。「ウォームアップで声を出して体を動かしたらだいぶ緊張はやわらいだんですけど、試合に出る前にもう一回緊張しました。でも、キックオフ後に体を一回当てれば、もう問題はなかったです」
復帰戦でいきなり先発出場し奮闘したが、後半開始直後に足がつって43分に途中交代となった。「ディフェンス面ではタックルをガンガンいけたと思います。でも、久しぶりすぎてバテてしまいました。もっとプレーしたかったし、足をつってしまったのが悔しかったです」と振り返った。
試合はシーソーゲームの末に惜しくも敗れた。前田は、「最後は勝ち切りたかったです。結果が全てですが、めちゃくちゃ悔しいです」と話したが、観客の前でプレーできたことで「多くの人が応援してくれて、その中でラグビーができて幸せでした」とコメント。ベテランプロップが笑顔の再出発を果たした。
CATEGORIES
RECENT POSTS
- 2025.05.22 2024-2025シーズン終了のおしらせ
- 2025.05.10 フォーカスするのは平常心。在籍13年目のベテランが大事にする「いつもどおり」
- 2025.04.30 「お父さん、かっこよかったよ」。2年ぶりのメンバー入り、やっと見せられたファーストジャージー
- 2025.04.28 苦しい状況でも「顔を上げよう!」。最後まで戦い抜くことで見えてくる、その先の勝利
- 2025.04.28 人との違いを埋めるのではなく、自らの強みを生かす。きっかけはヘッドコーチの言葉
- 2025.04.17 魂が燃えている
- 2025.04.09 幼馴染であり、戦友であり、プレーを続ける意味でもある。ラグビーがつなぐ、6歳で出会った二人の絆
- 2025.04.01 加入選手のお知らせ