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【ピックアッププレイヤー】 吉田橋蔵
2024年4月15日
ポジション:センター(CTB)/スタンドオフ(SO)
身長/体重:177㎝/87kg
生年月日:1997年12月20日(26歳)
出身校:日本大学
広島ダービー最終戦、中国電力レッドレグリオンズは相手の勢いに押されて苦戦を強いられていた。チームの戦いをベンチで見ていた吉田橋蔵は後半のスタートから出場し、流れを変えようと意気込んでいた。「前半はあまりボールを展開できていなかったので、アタックのことを考えていて、積極的にボールを動かそうというイメージで試合に入りました」
後半も苦戦は続いたが、そのなかでも吉田は攻撃のリズムを作ろうと積極的にボールを動かした。「後半の最初もディフェンスの時間が多かったけど、終盤になって攻撃の時間もできてきて、そこでは思った通りのプレーはできました」と手応えを感じつつも、試合の流れをひっくり返すことはできず、「得点につなげられなかったのが残念でした」と悔しさを滲ませた。
今季、吉田は新たなチャレンジをしている。これまでスタンドオフでプレーしてきたが、「いろんなポジションができれば、もっと試合に絡める」という思いからセンターのポジションに挑戦。センターでのプレーはより相手との接触が多くなるため、当たり負けしないように体重を約10キロ増やして今シーズンに臨んでいた。
もともと試合出場への意欲は人一倍高い。「もちろんチームの勝利が一番ですけど、僕は自分が出て勝てる試合がいい」。そのために覚悟を決めて、今シーズン開幕前から体づくりやトレーニングに励んできた。
今季はこれまで8試合に出場。「タックルを受けても一発で倒れなくなったり、今まで突き飛ばされていた相手を倒したりできるようになった」と体づくりの手応えをつかんでおり、さらに「スタンドオフが考えていること、やりたいプレーはわかるし、立ち位置やボールを動かす所ところは長けていると思います」とこれまでの経験を活かしながらプレーしている。
そうした取り組みや経験が今季の自信になっている。吉田は、「昨季までは他力本願な感じでしたけど、今季はかなり自信があって、『試合に出してくれ』って感覚でいるので、昨季と違ったところを今季は見せられると思っています」と力強く話し、「あと2試合しかないですけど、最後に2勝して終わりたいですし、その試合に僕が出ていたら一番いいので頑張ります」とチームを勝たせる活躍を誓った。
ミナトコウタ
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