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仕事もラグビーもプロフェッショナルに。 エドワード・カークが伝え続けた意識<中国RR vs WG昭島>
中国電力レッドレグリオンズ エドワード・カーク選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】
「選手たちは朝から仕事をし、終わったら練習に直行して、夜遅く帰宅する。練習、遠征、試合に多くの時間を使い、一番犠牲になっているのは彼らの家族だ。だから、僕らのラグビーのために家族が捧げてきたぶん、彼らに恩返しをしたかった」

中国RRは今季ラスト4試合の前に選手やスタッフがそれぞれ勝利への決意を刻んだフラッグを作成し、各試合でベンチに掲げていた。エドワード・カークが記したのは「プロフェッショナル・スタンダード」という言葉。中国RR唯一のプロ選手だからこそ「僕が常にプロのスタンダードを見せ続け、選手たちに少しでもプロ意識を植え付けることが重要だからだ」と説明した。

「プロ意識を植え付ける」。それはエドワード・カークが中国RRで言い続けてきた言葉でもある。試合では常に闘志あふれるプレーとリーダーシップを発揮し、練習では片言の日本語も駆使して誰よりもコミュニケーションを取り、選手やコーチングスタッフに自分の経験を還元。ほか全員が日本人社員選手というチームの中で、プロとしてのスタンダードを示してきた。
中国RRはシーズン最終戦でクリタウォーターガッシュ昭島をホームに迎えて23対31で敗れた。これで今季は1勝1分け10敗で、昨季と同じく最下位で終わった。それでも、昨季より大敗が少なく、1点差や1トライ差の接戦が増え、成長を感じたシーズンだった。個々の意識が高まり、けが人も少なく、ポジション争いも激化。これまで以上に高いモチベーションで最後まで戦い抜いた。
ジャパンラグビー リーグワン3シーズン目を終えて、エドワード・カークはチームのプロ意識が「1年目よりもかなり向上した」という手ごたえを得ている。「1点差ゲームに多くの意味があった。そこで勝てる可能性を実感したし、どうすれば勝てるかを学べた。みんなが練習場やジムでも熱心に取り組んでいるし、常に試合のことを考えて準備していた。いい試合ができたのは多くの選手がステップアップしている証拠だ」。
ただ、今季は勝ち切れない試合が多く、勝利への意欲は募るばかりだった。西川太郎共同キャプテンは、「満足している人は誰もいない。来季は勝つためにもっと自分に厳しく、お互い切磋琢磨し合える環境にしないといけないし、このままで終わるようなチームではない」と向上心を強める。エドワード・カークも「このチームのいいところは常に学ぶ姿勢があり、常に適応していること。だから次のシーズンも楽しみだ」とチームのさらなる成長を信じている。
来季は一つでも多くの勝利で恩返しできるように、中国RRは仕事もラグビーもよりプロフェッショナルに取り組んでいく。
(湊昂大)
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