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【ピックアッププレイヤー】 溝渕 篤司
2025年1月24日
ポジション:スクラムハーフ(SH)
身長/体重:167㎝/70kg
生年月日:1998年10月31日(26歳)
出身校:大東文化大学
後半の立ち上がり、反撃に出たレッドレグリオンズが敵陣の22mラインを突破すると、溝渕篤司は前に空いたスペースを見逃さなかった。「一瞬空いたところをいかに自分が気付けられるかが大事だと思っていて、そのアンテナだけは高く張っていました」。相手の隙を突いて密集から素早くボールを持ち出して前に進んだ。
そこにすかさず西川太郎と森山皓太のサポートが入り、その流れから反撃のトライが決まった。溝渕は、「自分のプレーのあとに流れに乗って最終的にトライまでつながったので良かったです」と話し、「もともと自分のプレースタイル的にも前が空いていたら自分で持っていきたいと思っていました。これまでそれをずっと形にできていなかったので、今日はすごくいい感覚でした」と自分らしさを発揮できて手応えを得ていた。
今季初先発に向けて準備をしてきた成果だった。溝渕は試合前に「特にラック周辺では相手の穴が絶対に出てくると思うのでしっかり狙っていきたい」と意気込み、その狙いどおりのプレーをグラウンドで出した。
「試合相手の分析をコーチが送ってくれるので、それを何回も何回も見返して、どこが空くかを見たり、いつもと違う視点で見たりして、今回はいつも以上に準備しました。その準備が体現できたと思います」
ただ、後半の途中に両足をつってしまい、56分に途中交代。「今日はとりあえず出し切ろうという気持ちで臨んでいました」と全力を出し切った結果だったが、「走り続ける運動量は自信がありますが、久しぶりの先発でフィットネスがまだまだ足りてないなと思いました」と反省した。
試合は15対54の悔しい完敗。溝渕は、「個人としては自分のやりたいディフェンスやアタックができたと思っているけど、やっぱり結果がすべてなので悔しいです」と振り返り、「プレーしたみんながわかっていると思いますが、攻めたら取り切れる力は絶対にあるので継続してやっていきたいですし、自分もそこは意識してプレーしたいです」と前を向いた。
試合で出せた自分らしさが今後の糧になる。次こそ勝利に導けるように準備をするだけだ。
ミナト コウタ
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